(古いな。でも伊藤咲子、好きだったな)
どうも。
トド@酒飲むと右上腹部痛(死ぬほど痛い)です。
断酒かな、やっぱり。
さて。
婆さんの壮絶介護(でもないか)の合間を縫ってユーロスペースに潜入、この夏一番のお楽しみだった『881 歌え!パパイヤ(881)』(2007年、シンガポール。陳子謙監督)を観てきますた(インタビュー記事は、こちら)。
台詞の4分の3が北京語(華語)、4分の1が閩南語でしたが、閩南語には大阪弁よりも名古屋弁の字幕の方が合うと思うよ。
みゃーみゃーにゃーにゃー言ってるところも似てるし。
せんきちの中では、「江戸弁→北京語(巻き舌うんときついやつ)、名古屋弁→閩南語、大阪弁→広東語」になるんですが。
広州のアナウンサーの広東語は、さしづめ船場言葉になるのかしらん(違うか)。
お話は歌あり涙ありの人情話でしたが、お針子してる玲姨(劉玲玲。本業は歌台のスター)の作業部屋に樂蒂が表紙の『娯楽画報』が飾ってあって、それがけっこう長いことどアップで映ったんで、本筋とは全くかんけーのないところで愉悦に浸ってしまいますた(林黛のもあったけど、こちらはアップでは映らず)。
やっぱりあの年代の人たちには今でも愛されているのね、樂蒂。
ということで、全国の樂迷の皆さん、今すぐ渋谷へGO!
ところで、この映画のチラシ等では「歌台」に「ゲータイ」というカタカナが付してあり、北京語でも広東語でも閩南語でも「歌」は「ゲー」とは読まないので、「海南語か何かなあ」と漠然と思っていたら、なんのこたあない、
歌台(ge tai)のgeを
ゲー
と読んでただけなのね。
それから、「881(パーパーヤオ)」で「パパイヤ」だということも、映画を観てようやく気付いた次第。
ははは。
そういや、歌台ではこの歌はタブーなんですって。
せんきちの大好きな歌なんですけど。
しかし、平日だからといって、観客がたったの5名とは寂しすぎます。
香港映画ファンの皆様もぜひ足をお運び下さいまし。
付記:パンフレットにあった「シンガポール映画の歴史」、卲氏の名前は出てきたけれど、國泰への言及はなし。とほほ。
吹き替えた明珠姊妹のパフォーマンス。
オマージュを捧げています)のパフォーマンス。
孫燕姿も出てるらしいっす。
おまけ:北京五輪、女子体操の会場で王力宏の『龍的傳人』がガンガン流れてたよ。こんなとこにもプロパガンダ臭を感じちゃうあたくし。
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