2009年7月2日木曜日

発掘!幻の大宝映画 『黒と赤の花びら』上映会

〔ちょっとお耳に〕〔えいが〕


どうも。
トド@毎日疲労困憊です。

さて、今日は上映会のお知らせです。

幻の大宝株式会社配給作品である『黒と赤の花びら』の上映会が、来たる7月18日(土)・19日(日)の両日、新橋TCC試写室にて開催されます。

そもそも「大宝って何よ?」という方にはこちらの上映会特設サイトをご参照頂くとして、せんきちが旧ブログで取り上げていた元祖台流(死語)スター・林沖の映画デビュー作も大宝の『大吉ぼんのう鏡』でした。
今回は残念ながら『大吉ぼんのう鏡』のプリントは発見されなかったようですが、これまで失われたとされていた大宝作品のプリント(16ミリ版)が一挙3本発掘されたのを機に、シリーズでこれら3本の作品を上映していく予定とのことです。

上映会の詳細は下記の通り。

「発掘!幻の大宝映画 第一弾!天知茂 デビュー60周年&追悼企画
『黒と赤の花びら』上映会」


『黒と赤の花びら』
(1962年 佐川プロ製作 大宝配給作品 モノクロ シネマスコープ)

〔スタッフ・キャスト〕(特設サイトからの引用)
製作:佐川滉 監督:柴田吉太郎 原案:牧源太郎 脚本:宮川一郎/柴田吉太郎 音楽:菊村紀彦 美術:宮沢計次 撮影:須藤登 助監督:山際永三
出演:天知茂/上月左知子/丹波哲郎/三原葉子/安井昌二/松尾和子/細川俊夫/大友純/沖竜次/扇町京子/松浦浪路 他
〔解説〕(同上)
テレビのケンちゃんシリーズで知られる柴田吉太郎監督のデビュー作にして唯一の劇場作品。脚本の宮川一郎をはじめスタッフ、キャスト共に殆どが新東宝のメンバーによって固められている。なお、同じく佐川プロ製作・大宝配給の『狂熱の果て』で一足先に監督デビューを果たしていた山際永三監督が「世話になった先輩の応援のために」と、チーフ助監督として参加している。
〔あらすじ〕(同上)
激流の洋上で起きた船舶遭難事故。遭難による保険金の詐欺の疑いを持った海上保険の調査官田代は調査を進めていく内に、その背後にある別の事件の存在に気がつく。 事件の真相を突き止めようと更に調査を進めていく田代であったが....。

〔上映スケジュール〕
7月18日(土):12時30分開場、13時より上映(14時30分終映予定)。
7月19日(日):12時30分開場、13時より上映(14時30分終映予定)。
※7月19日(日)は、終映後の14時40分より本作のチーフ助監督であった山際永三監督をゲストにお招きしてのトークショーがあります(15時30分終了予定)。
※トークショーに関しては若干時間が前後する可能性があります。また、実はこの作品の正確な上映時間が判っていません。その為、両日共にタイムテーブルはあくまでも予定となります。ご了承ください。

〔上映カンパ金〕
7月18日(土):1800円
7月19日(日):2300円

〔会場〕
新橋TCC試写室
住所:東京都中央区銀座8丁目3番先 高速道路ビル102号

〔ご予約について〕
予約なしの当日来場も受け付けるそうですが、満席の場合には入場不可となる場合もあるそうですので、皆様ぜひともこちらの予約フォームにてご予約の上、ご来場下さい。

というわけで、貴重な作品の上映です。
この機会をお見逃しにならぬよう、皆様お揃いでおでかけ下さい。

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