2010年1月16日土曜日

フィルムセンターでますみたん

〔橘ますみ〕〔ちょっとお耳に〕

なぜこれが「アダルト商品」なんだ?

どうも。
トド@寒ブリ食べたいです。

本題に入る前に。
かつての邵氏明星にして、後には映画美術の方面でも活躍なさった方盈さんが、13日、癌のためお亡くなりになりました。
浅丘ルリ子は知ってるかしら…。

さて、年末年始の休暇を経て、またぞろ「週1ブログ」と化しつつある拙ブログですが、本日は「忘れちゃいやよ」の橘ますみたん情報(ひゃあ、久しぶりだわ)。

来たる1月30日(土)からフィルムセンターで開催される特集「アンコール特集:1995-2000年度の上映作品より」にて、『日本暗殺秘録』(1969年、東映京都。中島貞夫監督)が上映されます。
上映スケジュールは、下記の通り。

2月5日(金) 19:00~
2月11日(木) 16:30~

本作品におけるますみたんの役どころは、農家の娘・友子。
血盟団事件の実行犯の1人である小沼正(千葉ちゃん)と恋に落ち、彼の子を身ごもるという、なかなかに重要な役です。
この映画の後、ますみたんは同じく中島監督の『戦後秘話 宝石略奪』(1970年、東映東京)でヒロインを演じましたが、『日本暗殺秘録』でやはり小沼を巡る女性の1人を演じた賀川雪絵たんが、その後、『戦後秘話 宝石略奪』や『唐獅子警察』(1974年、東映京都)『暴動島根刑務所』(1975年、東映京都)等の中島監督作品で好演しているのを考えると、もうちょっと映画界で頑張っていれば、中島監督から新しい一面を引き出してもらえたのじゃなかろうかと、ファンとしては残念な思いに捉われますです。

ともあれ、フィルムセンターでますみたんの映画が観られるなんて滅多にない機会ですので(しかも重要な役よ!)、既見の方も未見の方も、どうぞ奮ってご来場下さいまし。

と、ここまで書いて、せんきちは考えますた。
石井輝男監督の特集でもやってくれれば、ますみたんの映画がもっと上映されるのではないかと。

そこで、フィルムセンターのホームページにある所蔵フィルム検索で石井輝男監督作品を探してみたところ、ヒットしたのは以下の13本。

『スーパージャイアンツ 鋼鉄の巨人』(1957年、新東宝)
『續 鋼鉄の巨人 スーパージャイアンツ』(1957年、新東宝)
『女体渦巻島』(1960年、新東宝)
『黄線地帯』(1960年、新東宝)
『花と嵐とギャング』(1961年、ニュー東映)
『黄色い風土』(1961年、ニュー東映)
『昭和俠客伝』(1963年、東映東京)
『網走番外地』(1965年、東映東京)
『続 網走番外地』(1965年、東映東京)
『網走番外地 望郷篇』(1965年、東映東京)
『網走番外地 北海篇』(1965年、東映東京)
『網走番外地 南国の対決』(1966年、東映東京)
『爆発!暴走遊戯』(1976年、東映東京)

…無理だな、こりゃ。

付記:『ならず者』と『東京ギャング対香港ギャング』が、ネット上で観られるようになりました。

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