2008年2月3日日曜日

バナナさんの羊

〔たび〕

台製之寶。


どうも。
昨晩、なぜか博多でマルシアに会う夢を見たトドです。

というわけで、昨日は婆さんの介護の合間を縫って駒場のシンポジウムへ行ってきました。
大方の予想通り(?)、時間が大幅に押したため、最後の発表と質疑は聞けずじまいでしたが(婆さんが待ってるもんで)、黄先生と三澤先生の発表はとても興味深いものでした。
黄先生の発表で考察の対象となっていた『最長的一夜』、とてもいい映画ですし、せんきちも大好きな映画なので、いつか日本で上映してほしいものです。

ところで、以前にも触れたかもしれませんが、『最長的一夜』での宝田さんの役名は田中。
『香港の夜』と同じです。
ただ、『最長的一夜』の場合、彼が田中という姓であるのにはちゃんとした理由があって、「田中という苗字は田んぼの中で労働していたことを意味する、だから元は君たち(樂蒂演じる阿翠たち中国の農民)と一緒だったんだ」といった台詞を宝田さんが言う場面があります。
この他にも、田中が中国生まれで中国人に親しみを持っていること等、『最長的一夜』での田中のキャラクター造型には非常に細かい配慮が感じられる、ということを、ここでちょこっと指摘しておきたいと思いますです。

それから、三澤先生の発表の中で台湾語映画の中の抗日作品として紹介されていた『青山碧血』と『血戰噍吧哖』には、『社長洋行記』で尤敏の兄を演じていた洪洋も出演していました。
彼は台湾語映画で活躍した後北京語映画に転じ、香港へ渡って電懋の専属俳優となったのですが、『アサヒ芸能』1962年11月25日号所収の記事「メロドラマ全盛の香港映画」に彼のインタビューが載っていて、そこでは、


香港へ来る日本人も多いですが、昔あんなに威張っていた人たちが、どうして今になって頭ばかりさげるのですが。日本人は外国でもっと威厳をもたなくては・・・・


と、戦後の日本人の中途半端な変節ぶり(?)にとまどいを示しています。

で。

旅のご報告の続き。

いまや、台中一の観光名所となった感のある「香蕉新樂園」に、李翰祥監督の『西施』の小道具が展示されているという情報を入手したスパイせんきち、台湾新幹線に乗って台中まで行ってまいりました。
この日(12月24日)はあいにくと土砂降りの雨で、台中名物・太陽餅を抱えたまま市政府前でずぶぬれになったせんきちはようやくのことでタクシーを拾い、ターゲットである「香蕉新樂園」に向かったのでありました。

こちらは中央の広場部分。
この他にお部屋がいくつもあります。

まずは席に案内されて、メニューのチェック。
昼飯どきだったので、店員のお姉ちゃんからは火鍋のセットをすすめられました。
中でもお姉ちゃんの一押しは、「麻油土羊火鍋」なる冬の新メニューとのこと。
ま、麻油ならずぶぬれになった身体もあったまるだろうし、羊はよくある火鍋に入っているような薄くスライスしたヤツだろうと思い、ここは素直にお姉ちゃんの指示にしたがうことにしました。

注文が済んだら、さっそく作戦開始。
店の2階にあるという『西施』グッズ目指して、突撃あるのみ。

あった、あったわ!

ちなみに、店の2階は貸切用の個室が中心で、普段はほとんど使用されていない模様。
展示物を見て喜んでいるのも、せんきち1人きりでした。

小道具だけかと思いきや、
衣裳もありますた。

はるばる日本からこれだけを見に来るアフォは、せんきち1人くらいのものでしょう、たぶん。

尤敏小姐にも遭遇!


同じく樂蒂小姐。

潜入を終えて席に戻ると、食事が運ばれてきました。


火鍋の羊肉は薄切りどころか超厚切り、しかも、

良く言えば歯ごたえがある

けれど、

悪く言えば硬すぎる

といった代物で、噛み切るのにたいそう難儀しました。

歯の丈夫な方に、おすすめします。

味はおいしかったけどね(辛いけど)。

しかし、これに珈琲というセットって、なんだかおかしな気もするけど、それを言ったら日本の「とんかつ定食に珈琲」もそうとう変になるんだろうな、やっぱり。

2008年1月30日水曜日

ちまちましたお買い物 in 2008年初春

〔しようもない日常〕


どうも。
腰痛に悩むトドです。

先日お知らせしたシンポジウムのテーマにも関連してきますが、不肖せんきち、国府台湾では日本の戦争映画上映など以てのほかほか弁当だと漠然と思い続けてきたのですけれど、昔の『聯合報』の映画広告を見ると、『独立愚連隊』やら『最後の脱走』やらといった映画がけっこう上映されているんですねえ。
で、「なんでじゃろ?」とつらつら考えてみたところ、上記2作品における(日本軍の)敵は八路軍。
特に『最後の脱走』なんて、共産党の非人道性を台湾市民にアピールするにはまたとない好教材(?)だったりするわけでして、反共の道具として日本の戦争映画をうまいこと(?)利用していたのですな。


そういえば、潘迎紫が安藤昇の相手役をつとめた『阿片台地 地獄部隊突撃せよ』でも、日本軍の戦闘対象は八路軍で、しかもかなり戯画化された女兵士が登場していました。
ついでにいうと、裕次郎の『零戦黒雲一家』なんてのも台湾では上映されていまして、これは米軍相手ですから、とにかく、国府軍相手でなければとりあえずはOKということだったのでせうか。


緻密なように見えて、意外とアバウト。

さて。

昨年の夏に「ちまちましたお買い物」と題した、せこ過ぎる物欲ルポをお届けしましたが、またぞろお買い物ネタを。

ここんとこ、昔の香港のスライド集めに少々凝っております。
そんなわけで、こちらでちょこっとだけ収穫物のご紹介。

九龍總站


ピークタワー


佐敦道の夜景


沙田の水上レストラン
(沙田畫舫)


沙田大酒店(Sha Tin Heights Hotel)


沙田大酒店は、今日いうところの「シティリゾート」的なホテルだったんでせうか。
詳しくは、こちらこちらをご参照下さい。

おまけ:昨年の暮れ、こんな本が出ていました。


誤植が若干気になりますが、大変な労作であることに変わりありません。
残念ながらAmazonでは在庫切れ、ただ、こちらの古本屋さんでは1550円という割引価格で購入できます(ここから検索してみて下さい)。

2008年1月26日土曜日

映画と〈敵〉― 中国語圏映画における日本軍の表象

〔ちょっとお耳に〕

まいど!鬼子でーす!

どうも。
脂肪たっぷり、トドです。
ゆうべは、真夜中に婆さんのう○こと格闘していました。
すっかり排泄介助にも慣れましたわ。

で。

下記のようなシンポジウムの情報をキャッチしましたので、自分メモがてら告知なんぞを。


「映画と〈敵〉―― 中国語圏映画における日本軍の表象」

とき:2008年2月2日(土)14:00~16:30
ところ:東京大学駒場キャンパス 学際交流ホール(京王井の頭線・駒場東大前駅下車 徒歩1分)

通訳つき、参加費無料、事前登録不要(どなたでもご参加できます←これ重要)

発表者
・藤井省三氏(東京大学):2000年中国映画における「日本兵」――姜文監督『鬼が来た!』と蒋欽民監督『戦場に咲く花』
・メアリー・ウォン氏(Mary Wong 黄淑嫻)(香港・嶺南大学):Domesticating the Enemy: The Representation of Japanese in Hong Kong Cinema of the 1950s and 1960s
・三澤真美恵氏(日本大学):冷戦期台湾における銀幕の「敵」
・許金龍氏(中国社会科学院 外国文学研究所):ある南京出身者から見たスクリーン内外の日本兵

司会
・野崎歓氏(東京大学)

主催
・「文学・芸術の社会的統合機能の研究」(LAC)


「中国語圏映画における日本軍」といえば、水谷尚子氏の『「反日」解剖 歪んだ中国の愛国』がとても参考になりますけれど、ここではモチ出番は無し。
藤井先生ファミリー(そんなのあるのか?)勢ぞろいといった布陣でせうか。

不詳せんきち、婆さんのこともあるので行かれるかどうかはまだ未知数なのですが、なんとか都合をつけて聞きに行きたいなあと思っております(特に、三澤先生の発表)。

興味のある方は、足をお運び下さい。

2008年1月20日日曜日

車が無い!

〔たび〕

黒松世界。

またしてもご無沙汰しております。
スウィーニー・トドです(おいおい)。

婆さんの介護保険の申請やら、認定作業やら、ケアプランの作成やら、ヘルパーさんの手配やら、訪問入浴やらですっかりくたびれ果てておりました。
現在も、

暇があったら寝ていたい

という体たらくです。
今後、婆さんがどうなるのか予断を許さない状況ですが、当分は婆さん中心の介護生活を送らなければならないようで、わたくし、すっかり腹を括りました。
ということで、こちらの更新も休み休みになるかと思います。

で。

また少し、台湾旅行の報告でも。

12月23日(日)、阿妹のコンサートの前に旧知の樂蒂迷・Aさん(「樂蒂紀念館」の管理人さん)と会ったのですが、その折、

「これ、○○さんに渡してくれる?」


とせんきちの大学時代の先輩への献呈署名入り幾米(ジミー)日本語訳本を託されますた。
彼女の妹のご主人が作家の幾米先生なのだそうです。
全然知りませんでした。



実は、せんきちの大学時代の先輩に某女流作家の方がおりまして、以前、その先輩のサイン本(もち中文版。台湾でも非常に有名です)をAさんに進呈したことがあって、それで私がクロネコヤマト役に選ばれた模様。
Aさん曰く、私への幾米先生サイン本も用意してくれていたらしいのですが、

「名前を書き間違えた」

のだそうで(ほんとか?)、それは後で送ってくれるとの由。

ということで、お預かりした本は今月の12日に先輩にお目にかかったさい、無事に手渡すことができ、幾米先生には台北で買ってきた先輩の本の中文版にサインを貰ってお送りしました。

写真は、そのAさんと行った黒松世界(微風廣場内)。
思っていたよりも全然小さかったです。
見終わった後、黒松のソーダを飲んで、地下の糖朝で甘いものを食べますた。
蜜瓜西米露を食しましたが、本店の方がうまいね、やっぱり。

Aさんから京都と奈良のおすすめのお寺を聞かれたので、大徳寺やら東福寺やらいろいろ挙げましたけれど、観光ツアーだと清水寺とか金閣寺辺りにしか行かないらしいっす。
もったいない。
Aさんは「日本の歴史に興味がある。日本が好きだ」と仰って下さいましたが、そんな風に言われて素直にうれしいと思う反面、過去に日本人がアジアの人々にしたことを思ってなんとなく申し訳ない気持ちにもなってしまう、せんきちなのでありました。

糖朝でお茶した後、ホテルに帰ったら、ホテルの前に停めておいたAさんの車が

レッカー移動

されていますた。
いちおう駐車ゾーンに停めておいたのですが、時間超過で持っていかれちゃったみたい。
Aさんは「いいよ、いいよ。気にしないで」といってくれましたが、激しく責任を感じました。
すまんことをしたわ。

同じく黒松世界にて。
デブの中年女。

2008年1月4日金曜日

男優☆伝説宝田明自選作品特集

〔ちょっとお耳に〕

台北の「臺灣世紀回味懐舊餐廰」にあった
『香港の白い薔薇(香港白薔薇)』のポスター。
立ってる人が宝田さん。

どうも。
あけましておめでとうございます。
トドです。
まだ年賀状書いていません(爆)。

今年の正月は、それはそれは素晴らしいものでした。

婆さんが元旦の深夜に謎の徘徊を繰り返した挙句、

ぎっくり腰再発

・・・・今までの苦労が全て水の泡と消えました。

来週、介護保険の申請をします(前にもしたんだけど、ちょっと歩けるからって「要支援」にしやがった。今度こそ「要介護」だぜ)。

さて。

ちょっと告知です。

2月、衛星劇場にて『香港の夜(香港之夜)』が放映されます。
放映スケジュールは下記の通り。

2月1日(金)9:45~、6日(水) 9:30~、14日(木) 21:00~、 23日(土) 9:00~

なんだか朝の放映ばかりですが(タイトルは夜なのにね)、今回の放映は衛星劇場の企画である

男優☆伝説宝田明自選作品特集

の一環で、他にもいろいろな作品の放映がある他、宝田さんのインタビュー番組もあるみたいですわん。

近頃の宝田さんといえば、『ゴジラ』の人というよりは、

尤敏、樂蒂、放浪記

の三題噺がつきものになっているみたいですけれど、『最長的一夜』の放映は無理だし、『放浪記』は目下のところ日本映画専門チャンネルで「成瀬巳喜男劇場」がオンエア中とあってこちらでの放映はなし、『接吻泥棒』や『美貌の都』といった思いっきり二枚目していた頃の作品が中心のセレクトの模様。

『獣人雪男』は無理か(大して面白くないけど)。

2007年12月31日月曜日

そうだ、京都に泊まろう

〔たび〕

行きはこの飛行機でした。

というわけで、てきとー旅行報告。
そういえば、6月の香港旅行報告も途中で頓挫していた記憶が・・・・(ま、いいか)。

気になる婆さんの具合ですが、せんきちが帰ってきたら加速度的に良くなりました。
どうも、あっしがいなくなると具合が悪くなるらしいっす。
当分の間、どこにもいけないわね。

さて。

今回のお宿は「京都商務旅館」(こちらもご参照下さい)。
ネットでいくつか候補を探した上で、同行の友人に希望を募ったところ、ここが勝利を収めたため予約したのですが、一言で言うと、アットホームな雰囲気の

家族経営の日本旅館

みたいなお宿でした。

なんせ、到着時、足を一歩踏み入れた瞬間に、

せんきちさんですね、お待ちしておりました。(日本語)

と、旅館の女将さんみたいな反応がフロントのお姉さんからあって、びっくりしますたよ。

フロント以外の従業員の方もみな親切だし、どの方もすぐにせんきちの名前を覚えてくれて、朝の「おはようございます」から夜の「おやすみなさい」まで、とても気持ちのよい挨拶をしてくれますた。


お部屋も「商務旅館」という割にはひろびろゆったりで、何より、お風呂の広さとトイレにウォシュレットが付いているのが、ときどきボラギノールのお世話になる(爆)せんきち的にはポイント高でした。

テレビのチャンネル数は90チャンネルぐらいあるので、
例によって民視か三立のニュースしか観ませんでした。

場所柄(五木大学そば)、表立って宣伝はしていませんが「ご休憩」もあるみたいなのですけれど(同行の友人ルポ)、それさえ気にならなければ宿泊客の層もしっかりしていますので(ビジネス客か家族連れ)、台北でのお宿選びに迷った時にはぜひともおすすめしたいと思いますです。

ではでは、よいお年を。

2007年12月27日木曜日

ただいまどす

〔しようもない日常〕

ホテルの斜め前にあったシーフード料理店の看板。
たったの100元で処女食い放題(お下劣)。

どうも。
恥ずかしながら、帰ってきました。

せんきちの不在中にまたしても祖母の健康状態が悪化、帰宅後すぐに介護生活に復帰したため、こちらでの旅行報告もたぶんさぼりさぼりになるかと存じますが、ま、てきとーに更新していきますので、お付き合い下さい。

とりあえず、ホテルの並びの店にいた看板ブタの写真でもご覧下さい。


このブタちゃん、せんきちが近寄って行ったら仲間だと思われたのか(よくわかったねえ。そうだよ、仲間だよ!)、しっぽを振りながら親しげに擦り寄ってきました。
思わず抱きしめそうになりましたが、

「咬みます」

という貼り紙があったので断念しますた。

あ、そういえば、台北では未だに『色・戒』をやっていたので、ついでに観てきました。
もちろん、メインの目的である阿妹のコンサートも堪能しましたわよ、奥さん。
最前列でうちの町内会の法被着て発狂してたら、大型スクリーンに映ってしまったわさ。

ま、それやこれやの話も、おいおいに。

ラニューの靴のCMに出てるおっさん、
誰かと思えば呉念眞先生でした。
CMもいいけど、早く映画撮ってね。

2007年12月19日水曜日

台湾へ行ってくるぞなもし

〔しようもない日常〕

久しぶりにシネマヴェーラへ行きました。
『踊りたい夜』を観に。
休憩時間の音楽、"O Grande Amor"なんかがかかっていたわ。

すっかりご無沙汰してしまい、申し訳ございませんでした。

トドです。

婆さんがぎっくり腰で寝たきりになってから3週間の歳月が流れました。
もともと内臓は丈夫な人なので、寝たきりでも食欲は旺盛そのもの、う○こもでかいのをぶりぶり出してくれて、介護者泣かせ(?)の年寄りでしたわ。
腰の具合もおかげさまでだいぶよくなり、今日現在、ポータブルトイレを主に使用、ようやく尿瓶と差し込み便器の日々から解放されそうです。

で。

婆さんの世話はおかんに任せて、ちょっくら台湾へ行ってまいります。
今回の主たる目的は張惠妹の演唱會鑑賞ですが、他に樂蒂迷のお友達と会ったり、台中へ足を伸ばして「香蕉新樂園」に展示してあるという『西施』の小道具の写真なんぞを激写してきたいと思っております。
クリスマスが終わる頃に帰ってきます。

それでは皆様、楽しいクリスマスを!


付記:そういや今回のシネマヴェーラの特集(「踊る人」の系譜)、「アステア以外に神はなし!」とか言っておきながら、アステア(Fred Astaire)の映画がないような・・・・。

2007年12月5日水曜日

もうしばらく失踪

〔しようもない日常〕


どうも。
婆さんの下の世話に追われているトドです。

婆さんの腰の具合が思いのほか悪かったため(年寄りだもん、治りも遅いよ)、

もうしばらく失踪

します。

あ、呼んでるわ、婆さんが。

2007年11月28日水曜日

失踪延長

〔しようもない日常〕


どうも。
来るべき真冬に備えて脂肪蓄積中のトドです。

そろそろ失踪終了かと思いきや、93歳の祖母がぎっくり腰になったため、

明るい介護生活

に突入。

ということで、

失踪期間を延長

します。

しばし待たれい!

2007年11月19日月曜日

張耀揚&何超儀まつり

〔しようもない日常〕

半島酒店東京分公司。
ふつーのホテルです、はい。

どうも。
潜伏先(台湾の山奥じゃないよ)からコソーリ更新。

諸事情により、1日しか時間が取れなかったそのたった1日である昨日(18日)、フィルメックスに潜入して『放・逐』と『戦・鼓』を鑑賞。

『放・逐』は、返還直前の澳門を舞台にしたトー先生版西部劇、『戦・鼓』は、東京で不始末をしでかした大物極道のどら息子が逃亡先の佐渡で鼓童(鬼太鼓座は富士市に行っちゃったんだって)に出会って自分探しを始める映画でした。

詳しくはまた失踪終了後に。

2007年11月16日金曜日

しばらく失踪します

〔しようもない日常〕

先だっての東京国際映画祭でもこの料理がタイトルの映画が
上映されていましたけど、スパイシーで美味しいファラフェルざます。

どうも。
先日、

デブの男子中学生

に間違えられたトドです。
せめて、

デブの中年女

でいたかった・・・・(泣)。

さて、これから月末にかけてちょいとヤボ用が立て込んでしまったため、こちらをしばらくお休みして失踪させていただきます。

フィルメックスなんかさあ、茅瑛がやって来る24日の同じ時間にせんきちも都内某所でライブに出演しなきゃならないという(何をするかは内緒)、なんとも間が悪いことになってしまいますた。
とりあえず、18日の『Exiled 放・逐(放・逐)』と『ドラマー(戦・鼓)』は観に行けそうなので、

デブの男子中学生みたいな中年女

を見かけたら、お肥、じゃなくて、お声をおかけ下さいましね。

ということで、昨日食べたものの写真でもご覧下さい。

イスラエルのビール・マカビー。


鶏肉の香草焼き。


シシリクラム(ラム肉のグリル)。


テヒニパフェ(ゴマペーストのアイスクリ-ム風ケーキ)。

それでは皆さん、お休みなさい。

2007年11月11日日曜日

紋身女郎 (Tattoo Girl)

〔えいが〕

女王蜂製造中・・・・なんですけど、
あのー日光江戸村って、いったい・・・・。

1993年、香港(合衆)。林俊賢、陳加玲(嘉玲)、惠英紅主演(監督の名前忘れちゃったので〔爆〕、後で書き加えます)。

『又見女王蜂』という別タイトルが示すとおり、女王蜂の刺青した姉ちゃんが出てくる話で、

「おおっ!4代目女王蜂映画!」(3代目に関してはこちらを参照)

と発作的に買ってしまったのですが、字幕無し(広東語)の上にわけわからん内容で、金を溝に捨てるような結果になってしまいますた。
香港映画と言いながら台湾で撮っている点や、著しく粗悪&安っぽい絵作りから類推するに、これも「黒社会無理やり映画」の仲間なのでせうか。

一応、せんきちのよちよち歩きの広東語能力で勝手に推測した大まかなストーリーは、下記の通り。

黒社会の大物・梁大田の娘である淑萍(陳加玲)は何者かに父を殺された上、自身も無実の罪を着せられて刑に服します。
冤罪が明らかになった後、淑萍は事件の背後に横たわる陰謀を暴くため、警察の要請で(たぶん)変名・変装してターゲット宅の家政婦となり、最後には陰謀を暴いて事件も解決、恋人(林俊賢)とも結ばれてハッピーエンドというオチ。
これと平行して、背中に女王蜂の刺青を背負った謎の女による連続殺人事件が発生、淑萍=女王蜂という汚名を晴らすため、淑萍とその友人が捜査を行うというお話も進行します。

出所後、淑萍は阿蘭という偽名を用い、容姿も変えて恋人宅(恋人の兄だか何だかが黒幕)に家政婦として入るのですけれど、そのいでたちといったら、

変装前


変装後

と、

ちっとも変わってないじゃん!

でも、全く気付かない鈍感な恋人。
気付けよ、このヴァカ!


で、女王蜂の謎を追うため捜査を行う(たぶん)のが、この方。

蜂なのにマスクは蝶。
「蝶のように舞い、蜂のように刺す」ってか?


惠英紅でした。

どうやらこの映画では女王蜂は悪い人間みたいなんですけど、せんきち的にはやはり女王蜂はイケてる女侠客じゃないといけないので、勝手に惠英紅を4代目女王蜂に認定。

淑萍の恋人が彼女との愛の日々を
思い出す件で挿入されるのがこの映像。
柔道の寝技で愛の確認。
武道によこしまな欲望を持ち込まないで下さい。


このデブのおばさん、誰かと思ったら
邵音音導師でした。


10年以上前のVCDらしく、
この2人が出てくる「海賊版VCD撲滅運動」の
映像が冒頭に流れます。

2007年11月9日金曜日

年忘れ、拷問祭り

〔橘ますみ〕

これは「海老責め」というそうです。

どうも。
昨日は、リネンさんとラピュタ阿佐ヶ谷で『番格ロック』を鑑賞、女同士の絆を描いた稀有な映画に魂の震えるような感動を覚えていたトドです。

女が女に抱く神聖な畏敬の念を汚すヘタレ男どもには血の報復しかないわね、それがたとえ一度愛した男であっても。
化学実験室でのタイマン場面で、山内えみこと柴田鋭子が剃刀持って対峙するところなんざ、まるっきり呉宇森でした(『天堂口』より『番格ロック』よ、奥さん!)。

石井輝男→呉宇森

の系譜を、今後は

石井輝男→内藤誠→呉宇森

と書き換える必要がありそうです。
一緒に観たリネンさんも、

「この映画の別タイトルを考えました。『女たちの挽歌』」

とおっしゃっていました。
タイマン現場に乱入する警備員・小松方正は、まるで杜琪峰作品における林雪のようでしたけれど。

さて。
懲りずにお届けします、橘ますみたん情報。

「2007年秋のハレンチ祭り」も無事に終了いたしましたが、今度は「2007年年忘れ拷問祭り」がやってまいります。
おなじみのシネマヴェーラ渋谷にて開催される特集上映「グラインドハウス A GO GO! タラちゃんとゆかいな仲間たち」で、橘ますみたん犯されーの、近親相姦に溺れーの、縛られーの、水ぶっかけられーの、逆さ磔にされーの、と、不幸のデフレスパイラル(?)まっしぐら映画『徳川女刑罰史』が上映されます。
上映スケジュールは、下記の通り。

12月9日(日)
『キル・ビル vol.2』 11:00、15:15、19:30(終映21:48)
『徳川女刑罰史』 13:00、17:45

12月12日(水)
『徳川女刑罰史』  11:00、14:15、17:30、20:45(終映22:21)  
『エル・マリアッチ』 12:45、16:00、19:15

12月14日(金)
『ゾンビ』    11:00、15:15、19:30(終映21:49)
『徳川女刑罰史』 13:30、17:45

年の瀬の忙しい中、一服の清涼剤になることでしょう(ならねーよ!)。

ちなみに、この映画の第2話における磔刑場面が撮影された場所は、長岡天神近くにあるグラウンド(長岡グランド)。
撮影当日は、学校帰りのガキだの野球少年だのが見物に押し寄せて大騒ぎだったとか。
しかし、子供のうちにあんなもの観ちゃって、トラウマになるよ、絶対。

2007年11月7日水曜日

艶窟神探 (The Association)

〔えいが〕

このロゴでした。

1975年、香港(嘉禾)。鄭昌和監督。兪炳達、茅瑛主演。

フィルメックス『女活殺拳』上映記念、というのは真っ赤なウソで、丘なおみ(何湄)物第2弾(第1弾はこちら)。
いつもながらの言い訳ですが、だいぶ前に観たまま放置プレイを続けていたため、記憶は既に曖昧模糊としております。

内容はねえ、えーと、たしか、云われなき罪で銃殺刑に処せられた芳英(茅瑛)の無念を晴らすべく捜査を開始した青島の名刑事・黄天行(兪炳達)が、中央政府から派遣されてきた芳英の妹(茅瑛2役)の協力も得てやがて巨大な陰謀を暴き出す・・・・みたいなお話だったと思うわ。

で、気になる(気になってるのはあっしだけかも知れんが)丘なおみの役どころは、表向きは慈善組織、しかしその実態は妖しい売春組織である仁愛福利會の責任者・淑子(日本人役)。

淑子でおま。

中国在住の日本人女性でなおかつ淑子というネーミングは、やはり、

山口淑子

からの連想でせうか(少なくとも、この方からの連想でないことだけは確かです)。

レズビアンショーに乳出し拷問場面と、一通りのお仕事はこなしていらっしゃいました。

映画自体も、

こんな愛情文芸映画チックなラブラブ場面があったかと思えば、


おっぱい姉ちゃん勢ぞろい場面(例によって自粛してあります)もあったりと、

お腹いっぱい胸いっぱいの、ヴァラエティに富んだ仕上がりでおました。

途中、欲求不満の未亡人・恬妮がエッチな夢を見て1人勝手に身悶えるという場面がありましたが、彼女、それだけのために出てきたのか?

邪教の儀式かと思いきや、もぐりの中絶手術現場でした。

出てきたと思ったら、あっという間に殺されちゃう趙雷。
ざんねん!

付記:ちなみに、『電影欣賞』83・84号(1996年12月、國家電影資料館)に掲載された「趙雷回首話當年 永遠的『皇帝小生』」(左桂芳)の「趙雷電影作品年表」では、この作品が漏れています。

2007年11月5日月曜日

京都まで

〔しようもない日常〕


ご無沙汰してます。
京都まで古本買いに行ってました・・・・というのはウソで、いつものヒミツ会議でした。

会議後に立ち寄った「古本まつり」で、とある和本を1000円で買ったら(やっぱり買ってんじゃねーか!)、他の古本屋で同じものが2万円で出ていてびっくり。
だからといって、転売なんかしないけどね。

あ、そうそう、「次はフィルメックス」なんて書いちゃいましたが、その近辺、とても多忙だったことを今さら思い出し、スケジュールの都合で結局2本ぐらいしか観られないことになってしまいますた。
24日なんか、間違えて中国映画祭のチケット2枚(『誘拐ゲーム』と『早熟』)も買っちゃったしなあ。
誰かにあげなきゃ。

じゃ、また。