〔ちょっとお耳に〕
解散した中国最大ハッカー組織「中国紅客連盟」復活
27日付中国系香港紙、文匯報によると、昨年末に解散した中国最大のハッカー組織「中国紅客連盟」の主要メンバーらが今年1月以降、ウェブサイトを再び立ち上げた。
メンバーの1人は同紙に「国内サイトを国外のハッカー攻撃から守るための技術を提供したい」などと話したという・・・・
表向きの理由はもっともらしいものですが、上記記事中にある「復活したサイト上では27日、日本の国連安全保障理事会常任理事国入りへの反対署名が呼び掛けられていた」なんていう件から類推するに、なんだか穏やかではない話のようです。
しかしこのニュース、国内でも21日にサーチナが取り上げておりまして、本国中国でも人民日報等で既に報道済みのものです。
ところが、共同通信が典拠とした香港文匯報の記事で取り上げているウェブサイト(红客大联盟)と、人民日報のそれ(中国红客联盟)とは、全くの別物なのですね。
サイトの出来具合でいうと、前者は手作り感が漂うのに対して、後者の方はきちっとした形式のもので、どう見ても後者が復活したサイトのように思えるのですが、いずれにせよ、GWの大型連休中に日本の公共機関ないしは企業のウェブサイトがサイバー攻撃に遭うという危険性は、かなり高いと言ってよいのかも。
くわばらくわばら。
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