2010年7月4日日曜日

嗚呼、プラパ! ふたたび

〔ちょっとお耳に〕〔えいが〕

何時いかなる時でも日本語で押し通す
加山雄三相手に、プラパちゃん格闘中の図。

どうも。
トド@だるくてだるくてどうしましょうです。

例によってこちらの更新が滞っております。
ついったーですと、ちょっとしたアイデアやヒントをささっと書き込めるもので、ついついそちらの方へなびいてしまいます。
いろいろ積み残しのネタもあるのですけれど…。

さて。

昨年、「日台合作映画『バンコックの夜(曼谷之夜)』で、張美瑤扮する美蘭のけなげな侍女・プラパを演じていたタイ人女優プリム・プラパポーンたん」(ここまで前回のコピペ。以下、プラパちゃんと呼びます)について取り上げてみたものの、英文表記及びタイ語表記がわからないため、詳しいプロフィールがわからずじまいですた。

が。

先日、別件でタイ映画のことについて調べていたところ、ひょんなことからプラパちゃんのプロフィールを発見いたしました。
それは、下記のサイトにございました。

Thai Cinema (Thai Actressesの項)
http://www.thaiworldview.com/tv/cinema8.htm
同上 (Prim Praphapornの項)
http://www.thaiworldview.com/tv/act.php?myChoice=Prim%20Praphaporn&mySearch=2

そちらによると、プラパちゃんの英文表記はPrim Praphaporn、タイ語表記はปริม ประภาพร、1952年生まれで、タイ映画界においてはヒロインに悪さをする(ヒロインの恋人を奪おうとしたり、ですとか)役やセクスィーな衣装をまとった女性や妖婦役を主に演じていたそうです。

……再び、プラパちゃん清純神話崩壊。

あ、でもさあ、1952年生まれってことは、『バンコックの夜』の時には14歳ってこと?

早熟!

そんなこんなのおマセさん(死語)な魅力が、ヴァンプ女優としてのプラパちゃん像を作り上げてしまったのかも知れませんわね、奥様。

その後、タイ語表記の方で検索をかけてみたところ、フィルモグラフィの他に、ボクシング元世界チャンピオンのセンサク・ムアンスリン(故人。タイ語情報のわかる方はこちらをどうぞ)と一時期結婚生活を営んでいたことも判明いたしました。

セクスィー女優とボクサー、ありがちな組み合わせね。

ちなみに、日本においては『バンコックの夜』(1966年)以前にも1965年の『平凡パンチ』(10月11日号)に登場しているらしいのですけれど、昨日訪問した国会図書館では残念ながら欠号で、これは後の課題にしたいと思っております。

そんなわけで、今回、思いがけずプラパちゃんの詳しい情報を得ることができましたが、『バンコックの夜』は、タイ映画界においてはヴァンプ女優だったプラパちゃんの

おぼこ娘(死語)な姿

を拝むことができるという点でも貴重な作品であったのでありました。

意外な発見でした。

0 件のコメント: