2005年7月24日日曜日

さよなら、ガスホール

〔ちょっとお耳に〕

今日は朝から浴衣姿でおでかけ。
都内某所で三味線なんか弾いていました。
馴れないことをしたせいか、頭の芯がズキンズキン痛いっす。
血管切れなきゃいいけど。

というわけで、某ミクシィとカブるネタでご容赦。

ここんとこ、香港の新光戯院がなくなるというニュース(こんなのや、こんなの)に心痛めていたあっしですが、な、なんと、一足お先に7月いっぱいで銀座ガスホールが閉館しちゃうんですって。

全く知りませなんだ。

ここにはよくお仕事で常磐津や地歌筝曲を聴きにいったものですけれど、閉館理由が「施設老朽化ならびに建物の老朽化」とあるところから見て、いずれビルも建て替えるということなのでしょうか?
もう竣工から50年以上も経つビルなので、致し方ないのでしょうが、仮に建て替えるとして、新しいビルにもホールはできるのかしらん?
古典芸能公演(並びにお浚い会)向きのホールが年々減少しているので、新しいビルにもぜひホールを作ってほしいものです。

ところで、ガスホールというと、石井輝男監督の『黄線地帯』に、神戸に着いた三原葉子が銀座ダイアナ神戸店でパンプスを買う場面がありますが、あれはほんとは銀座7丁目にあったダイアナの支店で撮っているようで(神戸で撮影する予算がなかったらしいわ)、バックには「銀座ガスホール」の看板もばっちり見えます。

神戸にもあった銀座ガスホール(ないない)。

ちなみに、お隣のヤマハホールは、今のところ閉館の予定はないみたいです。
尤敏が『家有喜事』(注)で主演女優賞を受賞した1960年の第7回アジア映画祭(現・アジア太平洋映画祭)の主会場だったヤマハホール、 これからもがんばってちょーよ。

注:王天林監督も監督賞を受賞。

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