2005年10月10日月曜日

死人の殺人(『銭形平次』第15話)

〔橘ますみ〕

1966年8月10日、東映・フジテレビ。田坂勝彦監督。大川橋蔵、八千草薫主演。

おなじみのテレビ時代劇『銭形平次』第15話。白黒ざます。
橘ますみたんの超初期作品。
これが一番早いドラマ出演だったのではないでしょうか、おそらく。

ここでのますみたんの役どころは、日本橋の老舗「紅鶴」の娘・お雪。
恋仲だった神田の料亭「酔月」の次男坊・佐吉と晴れて結ばれ、仮祝言を挙げていた最中、佐吉が盗みの疑いをかけられて捕らえられてしまいますが、平次親分の活躍によって佐吉の嫌疑も晴れ、2人は正式に祝言を挙げることが出来たのでした、というお話。

まずみたんの登場場面は、冒頭の仮祝言と最後の本祝言の件の数分間。
台詞は、

あっ!それはっ!

の一言のみ。
でも、仮祝言のときの振袖姿も初々しかったし、最後は白無垢姿だったので、登場時間ほどほんの少しでしたが、なかなかに楽しめました。

お話自体も、派手な立ち回りよりも平次親分の推理を前面に押し出した作りで、サスペンス時代劇として面白く観ることができましたです。

八千草薫もかわいかったっすよ。

付記:橋蔵の濃すぎる目張り、今観ても衝撃的。小さい頃、素顔の橋蔵を知らなかったあっしは、お正月番組に素顔で出てきた橋蔵を観てそのギャップにものすごーいショックを受けた思い出があります。

(於:時代劇専門チャンネル)

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