2005年10月16日日曜日

仕切り直し

〔ちょっとお耳に〕

一昨日と同じ画像。
1974年に香港で公開された『驅魔人(エクソシスト)』を意識したタイトル。

母親が旅行に行って留守なので、今日は留守番兼電話番で一日中家にいました。
昼間、買ったままになっていたVCDを引っ張り出してきて観たところ、お母さんが3人の娘(女学生)に援助交際をさせているという設定の映画で、そのせいか(?)夜になってまた頭が痛くなり(吐き気も)、さっきまで横になっていました。

さて。一昨日の記事の仕切り直し・・・・の前に、北京マラソンの続報を。

コース間違えたチェロノV 北京マラソン、中崎は3位

チェロノがトップ、距離短く記録無効 北京国際マラソン

結局、失格にはならなかったみたいです、男子トップのチェロノさん。


男子のレースは「1位の順位は有効、記録は無効」という奇妙な結果となった。オリンピック体育センター内に入るときに、先導車がチェロノから離れたうえ、テレビ中継車が近道をしたため、事情を知らないチェロノが中継車の後についていってしまったという。
主催者はミスを認めたうえで「2位との差がかなりあったから」と優勝は認める結論を出した。「平均速度」から割り出した2時間9分15秒を個人参考成績と認めたが、チェロノのマネジャーは「信じられない。大会運営が悪すぎる」とあきれていた。
これ以外にも、一般客が自転車で、男子トップのすぐ後をスタート直後からついて走り「ゴール」する珍事も。沿道の係員らは伴走者と勘違いし、不審に思わなかったという。ゴール直後にやっと取り押さえた大会関係者は「世界の恥だ」。


「中国の恥」と言わずに「世界の恥」と言っちゃうあたりが、大胆というかなんというか・・・・。

で。
いよいよ仕切り直し。

13日、丘なおみが出たという香港映画に関する記事を書いたところ、吳偉明先生より、1974年の『驅魔女(The Seven Coffins)』(嘉禾)に「西橋奈美、原哲子」なる日本人女優が出ているとのご教示を賜りました(ありがとうございます)。
というわけで、さっそく調査してみたところ、この映画は監督が丁善璽、李影、盧國雄、田俊、劉永、森森の主演で、1975年4月11日~4月16日まで公開され、約300,412香港ドルの興収を挙げたホラー映画であることがわかりました。

ただ、この2人の女優の名前、『女子跆拳群英會(ジョン・ウーの龍を征する者)』に出ていた「西条奈美、原啓子」と酷似しているところから見て、どうも同一人物のようです。
っつーことは、西条奈美、原啓子の方が正しい名前ってことになるのでしょうか。
いくらなんでも、タイトルクレジットで人名誤記をするとは、ちと考えづらいので(香港の場合、ありうることではあるけど)。

と、ここまで調べてみて、気付いた点を少し。
嘉禾に助っ人として動員された脱星のパターンを見ると、次の2つの系統に大別されることがわかります。

ホラー+裸(『心魔(悪魔の生首)』『驅魔女』):池玲子、西条奈美、原啓子
アクション+裸(『女子跆拳群英會(ジョン・ウーの龍を征する者)』『艷窟神探』):衣麻遼子、小林千枝、丘なおみ、西条奈美、原啓子

アクションに池さんを使わなかったのはなかなか賢明な選択と言えますが、この当時、一時引退状態にあった杉本美樹がもしも現役だったなら、彼女もきっとアクション部門のリーダーとして香港へ乗り込んでいたことと思います。

ウー先生と杉本さんの奇跡のコラボ、観てみたかった気もいたします。

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