〔たび〕
(↑「無間道」という名の無国籍料理レストラン。クローズしてましたが)
1月31日(月)
午前8時15分起床。
今回が初香港となるおばペアーは一日観光に出発、あっしとお友達はゆっくり朝食を摂ってから10時過ぎに出発。
寒波が来ているとかで、ちと冷えます。でも、霧は薄くなりました。
10時30分頃、西灣河着。香港電影資料館へ。
楽しいビデオ鑑賞。
あらかじめホームページからプリントアウトしてあった申込書を見せて、手続き。
お友達は、劉青雲の映画を1本。
あっしは、『飛女正傳』『應召女郎』『新寡』の3本。
ほんとは尤敏の邵氏(父子)時代の代表作である『人鬼戀』が観たかったのだけれど、ホームページで調べたら「貸し出し中」(たぶん、資料館内部の人が持ち出したままなのだと思います。通常、外部貸し出しはしていないはずなので)だったので、諦めたのでした。
先に観終わったお友達が去った後も、あっしは1人3本立を続行。
途中、買ってきたソーセージ入りパンを1個食べたのみで、ぶじに3本観終えました。
ここのビデオブースは半個室になっているので、どんな映画を観ているのかがばれなくていいですね。
以前、国会図書館で『やさぐれ姐御伝 総括リンチ』を観たときは周りの人から丸見えで、おヌードシーンのときなんか、けっこうどきどきしたものです。
さて、映画を観終わったのが午後5時近く。
1階で『70年代香港電影研究』等の本を買い込んだ後、おばたちと合流するため慌ててホテルへ戻りました。
地下鉄の駅に着いて何となく右手が痛いのに気付き、ふと見てみたところ、人差し指と中指が血まみれになっていました。
ひょえ~。
知らない間に人差し指が切れて、血が流れていたらしいっす。
とりあえず血を拭いてからバンドエイドでぐるっと固定。止血しました。
ホテルへ戻っておばペアー&お友達と合流、糖朝で軽いお食事。
おばさんたちは雲呑麺とマンゴープリン。
あっしは牛腩麺と芒果西米露(名前あやふや)。
食後は、旺角の女人街へ。
時間を区切って自由散策ということにして、思い思いに過ごします。
あっしは、某おたくショップで古物漁り。
オーナーが店内整理しているところを無理を言って入れてもらい、いろいろと物色。
でも、なんで香港って古雑誌が高いんでしょう?
やっぱり残っている絶対数が、日本のそれとは比較にならないくらい少ないからなのかしらん?
(↑こんな雑誌もありました。ただし、表紙のみ。それでも商品になっちゃうのね)
日本でも1960年代前半の状態のいい『近代映画』なんかは3~4000円付けている店があるけれど、香港では大してきれいじゃなくても同程度の値段が付いている雑誌が多いよなあ・・・・などと、疑問を感じつつも尤敏関連の雑誌を目ざとくチェックしていたところ、オーナーが「これはいいカモが来た!」と思ったのか、「明日の午後8時半頃にまたいらっしゃい。もっと沢山出しておくから」と言ってきたので、「それでは、明日また来ます」と告げて、辞去しました。
8時45分頃、再び皆と合流。
おばさんが「気分が悪い」と言い出したので、そのままホテルに戻ることにしました。
疲れが出たようです。
尖沙咀に着いた後、1人でホテルへ戻れるというおばさんを見送って、残り3人は近くのスーパーへ。
飲み物の他、お土産になりそうなお菓子類などを購入して、ホテルに帰りました。
帰ってからテレビを点けると、やってますねえ韓国ドラマ。
『宮廷女官 チャングムの誓い』に『フルハウス』、深夜には『美しき日々』(←たぶんこれだったはず)も放映していました。
ま、あっしはニュースが観られれば、あとはなんでもいいんですけどね。
その後、おばの様子を見に部屋を訪ねていたところ、NHKのニュースで「中尊寺ゆつこ死去」の報道が流れてびっくり仰天。
人の世の無常を感じつつ、床に就きましたよ。
(やっぱりつづく)
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